蓄電池を増やした経緯

和室の台の上に置いた、リビング用のEcoFlow DELTA 2 Max 蓄電池・周辺機器
リビング用のDELTA 2 Max。リビング隣の普段あまり使わない和室に置き、電源も和室のコンセントから取っています

最初の1台は、不安を払拭するために

最初のDELTA 2 Maxは、太陽光パネルを導入する前に購入したものでした(詳しくは太陽光発電導入までのことにまとめています)。400Wのポータブルソーラーパネルで実際にどう充電されるのか、そもそも2,048Whというバッテリーが生活の中でどれくらい役に立つのか、据置型蓄電池の代わりになり得るのか、そうした不安を自分の目で確かめたくて買ってみたのが最初のきっかけです。ただ、ポータブルソーラーパネルでの充電は簡単ではなく、太陽光パネルが設置されるまでは、時々試しに充電してみる程度で、生活の中で本格的に使っていたわけではありませんでした。

検討して、やめたプラン:DELTA Pro 3

太陽光パネルの工事が終わり、発電が始まる頃、リビングの200Vエアコンをポータブル電源で動かせないかと考えていました。当時は、1階にこのDELTA 2 Maxと、200V出力に対応したDELTA Pro 3をもう1台置けば、1階の電力を賄えると思っていました。その時点では、DELTA Pro 3が100Vと200Vを同時に出力できると考えていたためです。

しかし、実際には100Vと200Vの同時出力はできないことが分かり(詳しくは、このサイトの太陽光発電・蓄電池環境まとめに書いています)、このプランは断念しました。

発電開始とともに、2台目を導入

太陽光の発電が始まると、ポータブルソーラーパネルのときとは違い、安定して十分な充電ができるようになりました。これに合わせて、寝室(2階)でもバッテリーを活用したいと考え、最低でも2台は必要だと判断しました。

2台目として選んだのはDELTA 2 Max S(Costcoオンライン、89,800円。Sのつかない通常モデルより14,000円ほど高い機種)です。このタイミングで、もともとの1台目を寝室に移動させ、新しく買ったDELTA 2 Max Sをキッチン・リビング用として使い始めました。

ところが、このDELTA 2 Max Sをオーブンレンジのオーブン機能(電子レンジ機能と違い、長時間高い負荷がかかり続けます)に使ったところ、内部の高温警告が出て出力が停止し、1日待っても復旧しませんでした。Costcoに問い合わせたところ、返品・返金に応じてもらえました。買い直したのは、Sのつかない方のDELTA 2 Max(Costco、75,800円)です。Sとの違いをそれほど感じなかったので、こちらで十分だと判断しました。

それでも足りず、3台目へ

寝室が独立しても、キッチンとリビングをまとめて1台で賄う運用には、まだ無理がありました。朝になるとバッテリー切れで電源が落ちてしまうことが何度もあり、3台目(Costco、75,800円)を買い足して、キッチン・リビング・寝室で1台ずつ分ける今の体制にしました。

3台に分けて、ようやく余裕ができた

3台に分けたことで、DELTA 2 Maxで動かしている家電の消費電力レポートでまとめている通り、負荷の重い家電と軽い家電を分散でき、体感では理想の8割強くらいの運用ができるようになりました。

なぜ1台の大容量ではなく、複数台に分けたのか

DELTA 2 Maxを増やすときに、「1台を拡張バッテリーで大容量化する」か「本体を複数台に分ける」かで迷いました。最終的に複数台を選んだ一番の理由は、キッチン・リビング・寝室と、それぞれ別の部屋の家電を同時に動かす必要があったからです。1台をどこか1か所に置いて容量を増やしても、離れた部屋の家電にはコードを引き回さない限り電気を届けられません。DELTA 2 Maxの拡張バッテリーについては、据置型蓄電池とポータブル電源の違いでも少し触れています。

もう少し具体的な事情もあります。当初、リビングとキッチンで使う2台は、場所を節約するために縦に重ねて1か所にまとめて置くことも考えていました。ただ、その置き場所だとコンセントを2つに分けて確保できず、結局2台を別の場所に離して置くことにしました。

さらに言うと、たとえコンセント自体を2つ確保できたとしても、それが同じブレーカー(分岐回路)から来ている電源だと、根本的な解決にはなりません。同じ回路に複数の機器の充電が重なると、ブレーカーが落ちるリスクがあるからです。部屋を分けて設置したのは、結果的にこの問題も避けられる配置になっていました。

なお、「充電をゆっくりにしてバッテリーへの負荷を減らしたかった」という理由も少しはありました。ただ、これは複数台に分けても大容量化しても本質的には変わらない話だと後から気づいたので、あくまで副次的な要素です。

まとめ

3台体制になること自体は、最初から頭のどこかにありました。ただ、できることなら2台で済ませたいとも思っていて、1階のキッチンとリビングをDELTA Pro 3(4,096Wh)1台でまとめて賄えないか検討していた時期もあります。DELTA Pro 3はDELTA 2 Maxより高額なうえ、リビングの200Vエアコンという要素も絡んでいたので、購入には慎重になっていました。

結果的に、この慎重さが功を奏しました。100Vと200Vを同時に出力できないという制約は、製品ページの細かい注釈をたまたまじっくり読んでいて気づいたことで、見落としていたら購入していたかもしれません。念のため後日EcoFlowのサポートにも確認しましたが、やはりこの制約は間違いないとのことでした。安い買い物ではないことと、据置型蓄電池の代わりになり得るのか確信が持てなかったことから、一つずつ慎重に買い足していった結果が、今の3台体制です。

タイトルとURLをコピーしました