バッテリー3台の充電をスマートプラグで管理
うちではEcoFlow DELTA 2 Maxを3台運用していて、それぞれの充電(バッテリーへの入力)をTP-Link Tapoのスマートプラグでオンオフ制御しています。太陽光は、日の出とともにいきなり大きく発電するわけではなく、朝も夕方も発電量が緩やかに増減します。3台を同時に充電しようとすると、発電量が少ない時間帯には太陽光だけでまかないきれず、電力会社からの買電が発生してしまいます。そこで、朝と夕方はスマートプラグのタイマーで充電の開始・終了に時間差をつけ、1台ずつ順番に充電が始まる・終わるようにしています。
P105とP110M、機能の違い


うちで使っているのはTapo P105とP110Mの2種類で、これまで3回に分けて計6個(P105×4、P110M×2)購入しました。買うときにやりたいことができるかを確認していて、以下の機能はどちらの機種でも共通しています。
- 時刻を指定したタイマー設定
- 日の出・日没からの相対時刻(◯時間後、◯時間前など)での設定
- 曜日ごとに複数パターンを組み合わせて設定
P110Mだけの機能として、消費電力の使用履歴を確認できる点があります。ただ、正直なところ長らく使い道が見つからず、単にオンオフができるだけのプラグとして使っていました。
気づけば混在していた運用
3台のDELTA 2 Maxのうち、2台はP110M、1台はP105を接続しています。これは意図的な使い分けではなく、後から買い足した結果、たまたまこの組み合わせになっただけです。値段の安さも選んだ理由の一つでした。
期待していたけど、できなかったこと
本当にやりたかったのは、バッテリー残量が減ったらスマートプラグが自動でオンになる、という連動でした。それができるかもしれないと思い、Matter対応のP110Mを試しに買ってみましたが、結局DELTA 2 Maxとスマートプラグを直接連動させることはできませんでした。
Home Assistantという仕組みを使えば、技術的には実現できそうだということも調べて分かりました。ただ、専用の機材を常時稼働させる必要があり、非公式の連携ツールに頼ることになるため、今回は見送っています。
眠っていた機能:消費電力の直接計測
P110Mが接続した家電の消費電力を測れることは、実は最初から知っていました。「それを使えば冷蔵庫の実測値が分かる」ということも、以前から分かってはいたのですが、正直なところ少し面倒に感じて後回しにしていました。
このサイトを書き進めるうちに、推測やメーカー公表値だけでは足りない、実測データが何より大事だと改めて思うようになり、ようやく計測を始めました。バッテリーのACコンセントにP110Mを挿し、そのP110Mに冷蔵庫の電源プラグを挿すことで、冷蔵庫だけの消費電力を計測できるようになりました。これによって、これまで「バッテリー残量の減り方」から逆算するしかなかった冷蔵庫の消費電力を、実測値として記録できるようになりました。
注意点:録画予約とスマートプラグの干渉
問題が起きるのは、スマートプラグが入力をオフにして、バッテリーの電力に切り替わる瞬間です。オンに戻るとき(普段の入力に戻るとき)は特に問題なく、テレビも録画も途切れません。
この切り替えの瞬間には、ごくわずかな電力の空白ができます(停電のとき、うちの太陽光発電・蓄電池はどこまで使えるかで触れた「ホールドアップタイム」と同じ理屈です)。テレビはこの瞬間、画面が一瞬消えることがありますが、毎回起こるわけではありません。一方、録画用のハードディスクは、この瞬間に録画が完全に途切れてしまいます。うちの録画用ハードディスクはテレビのUSBポートから電力をもらうタイプなので、余計に影響を受けやすいのかもしれません。
そのため、録画予約が入っている時間帯とスマートプラグの入力オフのタイミングが重ならないよう、気をつけて設定しています。
まとめ
スマートプラグは、単なるタイマー付きコンセントとしてだけでなく、使い方次第で電力の実測ツールにもなります。一方で、バッテリーとの自動連動のような高度な使い方は、今のところ簡単には実現できませんでした。

