太陽光発電2.72kWの1年間の実績|発電量・電気代・回収年数

導入前と導入後の月ごとの電気代の棒グラフ。導入後の実質の電気代は、3月・5月・6月がマイナス 発電データ実測レポート
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導入から1年間(2025年10月〜2026年9月)で、電気代とガス代は実際にどれだけ変わったのか。発電モニターの数値と、請求書・明細の金額で確認します。

結論

導入前導入後差
電気代(売電収入を引いた実質)134,859円27,216円−107,643円
(−79.8%)
ガス代123,551円110,222円−13,329円
(−10.8%)
電気代+ガス代258,410円137,438円−120,972円
(−46.8%)

導入後の電気代は、請求額52,608円から売電収入25,392円を引いた金額です。

設備にかかった費用は、太陽光発電システム1,320,000円とDELTA 2 Max 3台の合計1,624,264円です。電気代とガス代の差(年120,972円)で割ると、回収には約13.4年かかる計算です。電気代の差だけで割ると約15.1年です。

前提:期間と数字の出どころ

  • 期間:発電・売電・買電・消費の数値は、2025年10月1日〜2026年9月30日です。
  • 発電量などの数値:発電モニターの数値を、月ごとに合計しました。
  • 金額:電気代・ガス代は請求書、売電収入は電力会社の明細の金額です。税込です。
  • 導入前の電気代・ガス代:2024年10月〜2025年9月の1年間です。
  • 売電:売電先は東京電力パワーグリッドで、単価は24円/kWhです。売電が収入になったのは、2026年1月28日からです。
  • 設備:太陽光発電2.72kWとDELTA 2 Max 3台です。構成は環境まとめにあります。

導入前と導入後は、同じ家での1年ごとの比較です。電気料金の単価の変動も含んでいます。

発電量と消費量

この1年間の発電量は3,418.6 kWhでした。最も多かったのは5月の402.2 kWh、最も少なかったのは9月の151.8 kWhです。月ごとの違いと理由は、太陽光パネルの記事に書いています。

発電した電気の内訳は、次のとおりです。

  • 自家消費量(発電した電気のうち、うちで使った分):1,875.4 kWh(発電量の54.9%)
  • 売電量:1,543.2 kWh(発電量の45.1%)

うちで使った電気(消費量)は3,250.3 kWhで、その内訳は次のとおりです。

  • 太陽光発電でまかなった分:1,875.4 kWh(消費量の57.7%)
  • 買電量:1,374.3 kWh(消費量の42.3%)

表で見る

グラフは、タブで6種類に切り替わります。表で見ると、1年分の合計も確認できます。

電気代

金額は、上の「結論」の表のとおりです。月ごとの発電量・消費量・売電量・買電量を見ると、季節で傾向がはっきり分かれます。

  • 3月〜6月:1年の中で消費量が少ない時期です。冷暖房を使う機会が少ないためと考えています。発電量が消費量を上回り、売電量が多くなりました。実質の電気代がマイナスになった3月・5月・6月も、この時期です。
  • 7月・8月:発電量はそこそこありますが、冷房の使用が増えて、消費量が発電量を上回りました。売電量は少なく、買電量のほうが多くなっています。
  • 12月・1月:暖房の使用が増える時期で、消費量が多くなります。買電量が売電量を上回りました。
  • 9月:発電量が年間で最少で、消費量の半分以上を買電でまかないました。発電量が少ない理由は、太陽光パネルの記事に書いています。

導入前との差は、売電収入が入り始めた2月分以降のほうが、大きくなっています。

ガス代

ガス代は、導入前の123,551円から、導入後は110,222円になりました。差は−13,329円(−10.8%)です。

うちはリビングの暖房にガスファンヒーターを使っています。導入後は、昼間に発電が十分なときはエアコン暖房を使っているため、ガス暖房の使用が減っています。ただし、エアコン暖房で減ったガスの量を測ったわけではないので、その他の要因も使用量の差に含まれています。

1月28日より前の売電

売電が収入になったのは、2026年1月28日からです。それより前の2025年10月〜2026年1月27日の約450 kWhは、使い切れずに余った電気で、収入にはなっていません。24円で計算すると、約1.08万円分です。

この記事の売電量には、この約450 kWhも含まれています。一方、売電収入25,392円には、この分は含まれていません。電力会社との契約や手続きの詳細は、電力会社の契約の記事に書いています。

契約前の予測との比較

契約前にもらった発電量のシミュレーションでは、年間3,924 kWhでした。近隣の日射量データをもとにした試算です。実際の1年間は3,418.6 kWhで、予測の約87%でした。

1年分のデータだけでは、この予測の評価はできません。

回収年数の目安

費用は、次の合計です。

  • 太陽光発電システム:1,320,000円
  • DELTA 2 Max 1台目:152,664円(400Wポータブルソーラーパネル・延長ケーブルとのセット)
  • DELTA 2 Max 2台目・3台目:151,600円(1台75,800円)
  • 合計:1,624,264円

太陽光発電を導入して、家計の光熱費がどうなったかを見るため、電気代とガス代の差を基準にします。差は年120,972円なので、1,624,264円÷120,972円で約13.4年です。

参考として、電気代の差(年107,643円)だけで計算すると約15.1年です。DELTA 2 Maxを含めず、太陽光発電システムの1,320,000円だけを電気代とガス代の差で割ると、約10.9年です。

この数字には、次の条件があります。

  • 1年目の実績です。売電が収入になったのは1月28日からのため、2年目以降の数字は変わる可能性があります。
  • 来年以降の差は、買電やガスの単価の変動で変わります。売電単価も、最初の4年間は24円/kWh、5年目以降は8.3円/kWhです。どう動くかは分からないため、この計算には反映していません。
  • スマートプラグなどの周辺機器の費用は含めていません。

2年目の実績がそろった時点で、この記事の数字を更新します。

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